「つまみ細工」とは江戸時代から伝わる技法で、薄絹の「羽二重」を正方形に小さく切ったものを摘んで折りたたみ、組み合わせることによって花や鳥の文様をつくる東京都指定の伝統工芸です。和服に合う髪飾りやかんざしなどで使われている技術です。
5月の基本講座は『つゆ草のかんざし・帯留め』です。
朝露に輝くつゆ草をイメージして、帯留めとかんざしを作ります。
昔ながらのでんぷん糊を使った技法で、つまみ細工の基本、丸つまみと剣つまみを学べます。
さがりにはティアドロップをつけ、大人っぽい仕上げにしました。
素材は作りやすい一越ちりめんを使い、初めての方でも受講いただける内容になっています。
浴衣はもちろん、ワンピースなどに合わせて普段使いにも楽しんでください。
★難易度
★★☆☆☆ つまみ細工を経験されている方は楽に作れます
(初めての方でも受講できます)
★学べること
道具について
でんぷん糊について
丸つまみ
剣つまみ
土台の作り方
アクセサリーパーツの取り付け方
江戸の雑学・植物の話(進捗により省く場合があります)
★作品の大きさ 約14 x 4 x 3 ㎝
★日程・時間
5月22日 日曜日
open 9:50 start 10:00 close 12:30
所要時間 150分
終わった方から乾燥の時間になります。
お時間のない方は出来上がり次第、退室可能です。
質問の時間は特にありません。
時間内に気軽にお尋ねください。順番にお答えします。
★料金 受講料 ¥3200
材料費 ¥2250
(材料費は当日教室でお支払いください)
★場所 東京都中央区銀座3丁目12-16
銀座 Space Kona 3階
最寄駅 東京メトロ日比谷線東銀座駅3番出口から徒歩3分
都営浅草線東銀座駅A7出口から徒歩1分
1階は「魚て津」クリーム色のドアを開けて3階にお越しください
趣味ではじめたちりめん細工でしたが、江戸・明治・大正の古作に触れる機会があり、その中につまみ細工がありました。小さな花びらの美しい連続にすっかり魅了され、新しい自己表現ができるのではと思い、職人さんの工房を訪ねたり、先達に教えを乞ったりし、現在のスタイルになりました。
『つまみ細工』とは、布を折り紙のように折って、花や鳥、蝶などを作ります。江戸時代から伝わる技法で、かんざしなどに使われている東京都指定の伝統工芸です。ですが、職人の数はほんのわずか、片手で数える程です。このままでは、本当に職人さんがいなくなってしまう。との思いで教室をはじめました。ただ、養成講座ではありません。全く趣味の教室です。それは『後継者はつくらない。これでは食べていけないから』と職人さんが言っていたからです。つまみ細工を知ってもらう事。興味を持ってもらう事。ほんの少しだけ、もう少しだけ身近に感じてもらいたいという思いで教室を始めました。作ることの大変さ、誰かのため、自分のために作る喜び、職人の技、先達の知恵など感じていただければと思います。
レビューがない
★持ち物
ハンドタオル(濡らしてよいもの)
濡れたハンドタオルを入れる袋
作品を持ち帰る為の箱や袋 (作品の大きさは 約14 x 4 x 3 ㎝ぐらい。時間の都合上、のりが乾く前にお持ち帰り頂いております)
道具はこちらで用意します。
ご購入をご希望の方はお知らせください。
教室はフローリングで足元が冷えるかもしれません。心配な方は靴下などお持ちください。
★感染予防について
熱のある方、具合の悪い方の受講はご遠慮ください。
マスクの着用をお願いいたします。
入室時、手指消毒もしくは手洗いをお願いいたします。
お茶、お菓子の提供を中止いたします。飲み物は各自でご用意ください。
作業台はアクリル板もしくはビニールなどで、仕切られています。
こまめな換気を致しますので、寒い場合がございます。
各講座終了後に作業台、道具などの除菌いたしますので、速やかな退出をお願いいたします。
しばらくの間、受講時間の短縮、少人数での受講になります。
受講料に含まれるもの
教室使用料 道具レンタル料
別途料金がかかるもの
材料費(1個分) 990円
当日教室でお支払いください